TSUTAYAが相次いでシェアラウンジと呼ばれる有料席の設置を進めている。
その中でも、特におすすめの所を利用するシチュエーション別に3選をご紹介します。
シェアラウンジについて
テレワークを始めた頃は、朝早くから満員電車に乗ってオフィスへ行くの毎日の通勤から
解放され「なんて効率的で素晴らしい制度なんだろう!」と感動すらしたと思います。
ところが、在宅勤務に慣れるについて、その弊害も実感するようになります。
例えば、廻りの人に簡単に聞けたことも自分で探さないことになりますし、少し考える業務では自分で抱え込んで煮詰まることもあります。
そんな時に環境を変えて、気分をリフレッシュできるシェアラウンジのような場所は打ってつけです。
TSUTAYA(含む蔦屋書店)が都内に展開するシェアラウンジは12か所(2023年9月時点)ありますがその中で特におすすめを使用するシチュエーションを踏まえて紹介します。
TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI
早速、紹介してゆきます。1つ目は日本を代表するオフィス街丸の内です。
東京駅前の丸ビルの3階ー4階を吹き抜けで豪華な店内です。
ズラリな並んだ窓際席からは、東京駅の駅舎の全景が見渡せます。
この場所が最も重宝されるシーンはおそらく平日の夕方です。
取引先との打ち合わせや地方からの出張で丸の内や大手町に来たビジネスパーソンが
打ち合わせ内容を企画書にまとめたり、出張報告を書いたり、落ち着いて仕事ができる場所です。
そのため、他のシェアラウンジではあまり見かけない、BOX席や個室が充実してます。
TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷スクランブルスクエア
2うめは、Googleやサーバーエージェントを擁して、今やIT産業の街、渋谷。
渋谷駅に隣接する渋谷スクランブルスクエアの11階に陣取るシェアラウンジです。
本の売り場面積やラウンジの座席数は少な目ですが、高層階ならではの眺望が魅力です。
おすすめのシチュエーションは平日の午前中、もしくは夜(23時までオープン)です。
高層階から渋谷の夜景を見ていると自然と創作意欲が沸いて来そうです。
また、日替わりのパンもGood!です。
代官山 蔦屋書店
3つめのおすすめ、代官山は他とは違った佇まいです。
都心部の代官山であるにも関わらず、駐車場付きの広い敷地に2~3階建ての建屋
廻りに緑は配した郊外のリゾートのようなイメージです。
代官山が本領を発揮するのは、何といっても土日の夜。
駐車場には高級車が並び、廻りのレストランと併せてドライブデートの定番です。
もちろん、このような非日常な感覚は環境と変えて仕事をしてみたい向きには打ってつけ。
建屋が3棟に分かれていて、本以外にも文具や雑貨類も充実しています。
シェアラウンジ自体も大変ゆったりと座席が配置されていて、窓際席や個別の部屋など
バラエティに富んでます。
第三のオフィスとして定着したシェアオフィス
スターバックスは「第三の場所の提供」をブランドコンセプトしています。
ちなみに第一の場所は家庭で、第二の場所は職場だそうです。
従って、コーヒーやフラペチーノも売っているレンタルスペースの体です。
それで行くと、TSUTAYAのシェアラウンジの設置は本や雑貨も売っているレンタルスペース
という業態になるかもしれません。
ここでシェアラウンジはじめ、各業種から参入しているレンタルスペースの市場規模を
見てみたいと思います。
ザイマックス不動産総合研究所が実施した「フレキシブルオフィス市場調査2023」から
都内23区のデータを抜粋したものが次のグラフです。
やはり、2019年頃から働き方改革やモバイル機器の普及による在宅勤務の解放、
そして決定的なコロナ禍によるテレワークの推進、定着によって都内23区では
2022年に累計1260か所のレンタルスペースが設置されています。
コメント