今回の駅近散歩は京王相模原線の南大沢駅から出発です。
三井アウトレットモールと都立大学が駅前にあり、華やかな駅前です。
南大沢ってどこですか?
私自身が不案内なこともあり、「南大沢って何処?」と思ってました。
しかし、「本当に住みやすい街大賞2021」のシニアランキングでは堂々の2位を獲得してます。
因みに1位は武蔵小山(東急目黒線)、3位は平塚(JR東海道本線)でしたので、南大沢も少なくとも関東圏では相応の知名度があるようです、失礼しました。
南大沢はいわゆる多摩丘陵の一部で計画的な都市開発が行われ、大変きれいな街並みで、車道と歩道が分離されて安全に歩けるためか、街の安全性や生活環境が高く評価されいます。
南大沢の住所は八王子市南大沢ですが、JR八王子駅までは27分程度かかります。一方で京王の特急を利用すれば新宿まで38分程度で着く、都市部への通勤には便利な立地です。
駅近散歩のメインは都立大学
駅を出るとすぐ右手に三井アウトレット・パークのカラフルな色彩のヨーロッパ風の建物と同化している都立大学のシンボルタワーが見えます。アウトレットと大学キャンパスがこれほど近くにある所は他にありません。道路は広く、車道と分離された全面歩行者専用ですので、大変歩きやすい。
歩道もレンガが敷き詰められていて統一があります。アウトレットの一番奥に大学の正門や建物が建っている位置関係ですので、大学に通うには、いやでもアウトレットを通ります。
キャンパスの中の様子は、正門から入るとすぐにシンボルタワーの横の広場に出ますが、もうすぐ近くには裏門が見えます。なんとも拍子抜けするようなコンパクトさですが、とにかく都立大学は横に長いキャンパスです。
まずは、案内板を見てください。
右上が南大沢駅で、正門からすぐの広場を中心に廻りを取り囲むように、人文社会学部、法学部、経済経営学部などの本部・文系ゾーンの建物が配置されています。
ここから並木道を経て、交流ゾーンに入り、大学生協や図書館などの共用施設が並びます。
交流ゾーンから更に進むと、理学部、都市環境学部、システムデザイン学部などの理工系ゾーンです。
キャンパス内はアーケード状の通路が設置されてますので、雨天の日は助かります。
また、キャンパス自体が小高い位置の山の尾根筋に建物があるため、見晴らしがよく、緑に囲まれています。理工系ゾーンを抜けて更に進んでいくと、体育館や各種グランウンドが並ぶ広大なスポーツゾーン見えてきて、ようやく端まできました。
散歩の経路を地図で確認すると南大沢駅から正門をくぐるとほとんど一直線にキャンパスを往復してきたことがわかります。往復で40分くらいかかってますので、奥の方の建物に行く人は駅から20分近くかかることになります。
今回もアカデミックな雰囲気の中でキャンパス散歩を楽しみましたが、正直なところ、大学のある駅前にしてはある種の違和感を感じました。
そうです。大学のある街に付き物の学生アパートや学生のたまり場になるような飲み屋や定食屋など、学生街が見当たりません。きれいな街並みにはそぐわないのかもしれません。
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